コンサルタントをめざそうとしたきっかけ
私の会社で使用しているホストコンピュータの保守期限が再来年で切れるとのことで、 30数年前にそれを立ち上げた人が大騒ぎしていました。ホスト? はっきり言って、何の事かさっぱりわかりませんでした。
色々教えてもらうと、ホストはCOBOLなる古い言語で動いていて、有効な代替品がないので今も多くの企業で活躍中とのことです。COBOLは数十年前は大学での必須習得プログラミング言語であったらしく、今の60代の人たちのほとんどの方が習得されていたそうです。ですから操る人たちもたくさんいたので、今日まで生き延びたとか。
私の会社のシステム担当も定年を過ぎて嘱託です。その保守を請け負っている会社の担当者も嘱託なので納得ですよね。
社長からの指示
社長から出た指示は「早く、上手に、安く切り替え頼むね」というアバウトなもので、ある日突然「一応この人がコンサルね、がんばって!」と言われ数人のお客様を紹介されました。
コンサルやエンジニアを交えたディスカッションの中で飛び交う、意味不明な言葉の数々・・・ベンダー?クライアント?スクラッチ?基幹システム?ホスト?オープン系?メインフレーム? オフコン?etc...
なんとなく聞いた言葉、あるいは初めて聞く言葉の数々で頭がパンクしそうになりました。とにかく分かったことは私たちが現状のシステムをスムーズに新システムへと移行するにはどうすればよいか?新しく付け加える機能は何なのか?ということであると理解しました。(違っているかもしれませんが・・・)
そこで私が気付いたこと
ベンダーと呼ばれる人たちは専門用語を駆使して顧客と会話することが常で、顧客はベンダーの発する言葉を自分の知っている言葉に翻訳しなければ会話についていけないということでした。
ベンダーの中には気の利く人もいて分かりやすく説明しながら手取り足取りやってくれる人もいますが、レアと言っていいでしょう。おそらく一流の大手ベンダーであればそのような人材も豊富だと思いますが、コストもその分上乗せになると断言しても良いと思います。
そうなると顧客側の担当者もシステムに詳しい人材を充てるかしかないのですが、中小零細企業にはそのような担当者は不在ですよね。パソコンにくわしい人間が片手間で行っていることが多いのだと思います。システムに疎い人間が多ければその会社はアウトと言っても過言ではありません。
そこで必要になるのは顧客側の思いをベンダーに正確に事細かに伝えることができる人間です。
これはどの業界、社会の仕組みにも当てはまる
行政書士、司法書士も同じで基本的には一般の人でもできることが多いのではないでしょうか。問題は代理となって報酬を得ることができるかどうか?ということです。行政書士、司法書士、税理士、弁護士と呼ばれる士業の方々は依頼者の代理となって報酬を受け取ることができる法律によって定められた業務であるということです。
では法律の定めるところのない業務においてはコンサルタントは可能かという問題ですが、経営コンサルタントという方々は、中小企業診断士等の有資格者でなくとも報酬を得ている人たちが沢山存在します。中には机上の空論だけで経営陣に取り込みうまく立ち回る人もいるのですが、その経営陣の下にいる人たちはたまったものじゃありませんよね。
話を戻します。
世の中のどの人にも平等に物事を進めることができるはずなのですが、一歩が踏み出すことができない、、、この一歩を踏み出すきっかけを作ってあげることでお金をいただければ良いのではないかと考えるのです。
メンターの必要性
私は、このブログを開設するまでいろいろなことをしてきました。情報商材なる怪しげなものに手を出したりもしました。いろいろなことを始めようとしたときには本で学んだり、インターネットでググったりすることではないでしょうか?しかし、それではわからない!だとすると「得意な人に教えてもらうほうが早いんじゃないの?」ということになります。そこで必要なのがメンターだということです。
依頼者に本当に喜んでいただけるコンサルをめざして
ブログ開設にあたり、いろんな必要な知識得て、これから頑張っていこうと思います。そしてその経験を生かして、困っている人を助けてあげたいと思います。
たまに自分の好きなガジェットのネタや関係のない投稿をすることがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。