養老天命反転地に行ってみよう

 

アートとしての養老天命反転地

養老天命反転地とは岐阜県養老町、養老公園内にある1995年開園のテーマパークです。

荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の30数年に及ぶ構想を実現した芸術作品というのが本来の姿なのですが、インスタ映えするということもあってか現在では訪れる人がこの公園が作品であると認知している人は少ないのかもしれません。

不死門、昆虫山脈、極限で似るものの家、日本列島、白昼の混乱地帯、宿命の家、地霊、もののあわれ変容器、想像のへそ、運動路、切り閉じの間、陥入膜の怪、精緻の棟からなる13のエリアそして養老天命反転地記念館で構成されています。

楕円形のフィールドを覆う巨大な砦のようなものは見るものを圧倒します。その砦状の上を実際に歩いていくと濃尾平野を一望できる大パノラマが広がります。

作品からインスタ映えするテーマパークへの転身

開園以来設備も古くなり来場数も土日で数百人程度であったのですが、転機が訪れます。元スマップの草薙剛くんと菅田将暉くんが来園したことにより、それまで見られなかったような若い女性たちが増えました。その後もざぶんぐるのお二人や古くは2009年に嵐の大野智くん、鈴木ちなみさんが養老改元1300年を祝う式典で元正天皇役をされたなどがあり、現在では休日ですと1000人以上の来場者があるそうです。最近ではけやき坂46(当時、現在日向坂46)のみなさんが訪れてさらに人気が出ました。

 

園内に入るには

反転地内ではショップがありそちらでチケットの販売をしています。

こちらの購入は現金のみという古びた感があります。今だとキャッシュレスにしなければならないのですが、いつの日のことやら。

と思っておりましたら・・・・Airpayが導入されたようでクレジットカードおよびQuickPay、iD、楽天ペイ等の電子マネー/スマートフォン決済が

可能になったとのことです。便利になりましたね。ただしショップ内ではこれらの決済方法が使用できない場面もあるそうです。

パーク内は相当広くすべて回ろうと思うと数時間を要します。それよりも体力が持つかどうかです。源十郎も10回くらい訪れているのですが、一度にすべてを回ることは出来ず

に結局いつも同じようなところを徘徊しております。冒頭の13のエリアを回ろうと思うと大変です。

おいでの際に気をつけなければいけないこと

団体割引もあるのですが、事前に申請しておかなければならないなど岐阜県が運営しているにもかかわらず全く意味不明なシステムです。ヘルメットの貸し出しや靴の貸し出しもあります。というのも、この施設内は起伏に富み滑りやすい個所もよくあるため、滑りやすい靴とかヒールとかは絶対にやめたほうがいいです。よく転んだり、滑ったりして負傷する方がみえるからです。救急車での搬送も月に1度くらいは必ずあると言っても過言ではありません。ですからかならず滑りにくいスニーカーでお出かけください。

おススメのコース

よくあるコースなんですが養老公園第一駐車場に駐車し養老天命反転地にて2時間程度滞在し、昼食をとり養老の滝へ行くというのがシンプルなんですが、なにしろパーク内ではかなり体力を消耗するのに、さらに養老の滝までの道のりが結構きついため大変です。

私のおすすめは午前中に養老の滝を攻略し、午後は少々離れたところで昼食ををとり

再度公園内に入り、養老天命反転地を楽しむといったものです。

養老の滝については言うまでもありませんが、まんが日本昔ばなし 「養老の滝の孝行伝説」というタイトルで放映され有名になりました。

 

 

その滝までの所要時間は徒歩で30分程度です。滝から歩いて5分の駐車場は便利なんですが細い道で対向車とすれ違うのに苦労するのと1回1000円というお値段ですので、養老公園の無料駐車場を利用ください。もう一つ交通安全協会が管轄する駐車場も近いのですがそちらは有料で1回300円だったと思います。無料駐車場のほうが良いと思います。県が管轄する公園なので駐車場は無料なのに、同じ園内にある交通安全協会の駐車場が金をとるなんて非常識ですよね。

それはさておき、養老天命反転地エリアの無料駐車場から徒歩で10分くらい山手へ行くと養老の滝へ通じる川沿いにでます。こちらは四季折々の風景が楽しめ、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と変化し見る人たちを和ませてくれます。

 

こちらの街道沿いには知る人ぞ知る名所が沢山あります。

  • 養老寺 孝子伝説で有名な主人公源丞内のお墓があります。
  • 養老神社 環境庁(旧)が選定する全国の名水百選の一つ菊水泉があります。
  • 養老ランド 日本テレビ「月曜から夜ふかし」で取り上げられ有名になりました。。開園から50年近くが経過しようとしており、レトロ感満載の雰囲気が怪しげなんですが、逆にインスタ映えすると話題に。20近いアトラクションを6名で切り盛りする運営で黒字経営を続けているというから驚きですね。

昼食に関しては楽市楽座なるものが存在しますが、こちらはファーストフードみたいなものですので、ただ、おなかを満たすだけといった感が強いです。

であるならば駐車場が無料ということを生かして車で少し移動しなければなりませんが、近くにはお蕎麦屋さん”そば処たみと”、ラーメン店てっぺん亭、から揚げのおいしい中華料理店西湖、もう少し離れてラーメン店びっくり焼豚ラーメンじんがあります。

じんはスープから仕込む本格派のラーメンで隠れ家的な存在です。個人的にはランチタイムのチャーハンとラーメンがセットになったAセット780円がおススメです。Bセットは餃子とライスとラーメン、Cセットは味噌カツとライスとラーメンのセットです。ラーメンの単品の種類も豊富ですが中でもびっくり焼豚ラーメンは美味しい焼豚がびっしりと敷き詰められたラーメンです。

 

 

 

いかがでしたか?分かりにくかったかもしれませんが今後この記事もどんどん更新していく予定です。午前の滝巡りで足がパンパンになり、昼食でカロリーオーバーになり、また午後から足がパンパンになる・・・・なんて健康的な一日なんでしょうか!

ぜひ、お出かけくださいませ。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 源十郎ぶろぐ , 2024 All Rights Reserved.